目を瞑ってってお願いしてから何分も過ぎたような気がしたけど、たかだか10秒ほどの間だった。
「もういい?」
って古代君が目を開けかけたから
「待って。もうちょっと」
しげしげと見つめてると、古代君のまつ毛、長いんだ~~って感動したり。
「何をする気だい? もういいかな?」
とうす目をあける古代君の瞼に手を重ねて。
思い切って。
は、はずしたかしら;;; 古代君の上唇にリップがついちゃった。。。
(は、恥かしいっ!! 思い切って私からキスしたのに、古代君、リアクションなしなの???)
背中向けてむくれた振りしちゃうんだから!
「ちょ、何? 今の?」
(い、いまのはなんだったんだっ!!!!なんか、フワっと! 雪が近づいてきて鼻の下あたりに触れた? 気がしたんだが……)
このあと艦橋に戻り
「古代? おまえ昼飯何食った?」(島君にやにや)
「いつものA定食。今日はハンバーグだった……かな」
「ふ~~~~ん。それだけか?」
「?? アイスティーも飲んだ」
「本当にそれだけか?」
「何だよ? しつこいな」
太田も相原も笑いをかみ殺している中、南部だけが殺気立っていた。
「おまえ、鏡みてこい」
「はあ?」
(小声で)「森君とキスした?」
「なっ、(なんでお前が知ってる!!!)」
(わかりやすい人だなあ)……艦橋メンバーの心の声
「あら?どうしたの? 皆何がおかしいの?」
そこにいた全員が、一斉に雪の声に振りかえった。
(同じ色だー。やっぱり森さんだった)
(ひがしのバージョン)
*****
「忙しいのは知ってるけどさ、ちょっとぐらい時間作ってくれてもいいだろ」
「だからこうやって会ってるじゃない」
「頼まないと会ってくれないじゃないか」
「もう。いろいろ大変なの。わかってほし・・・」
「ちょっと、何したの?いま・・・」
「わかってほしいのはこっち。一緒にいるときくらいさあ」
(マユコさまバージョン)
******
「もうすぐ亜空間ゲートだね」
「やっとここまで帰ってきたわね、私たち…」
輝く宇宙を2人で見つめることのできる至福の時間。
「私ね、地球に帰ったらやってみたいことが沢山あるの」
ショッピングでしょ、映画でしょ…
あれもこれもと指折り数えるキミの笑顔がまぶしい。
「あ、今、くだらないって思ったでしょ」
「いや、そうは思わないけど」
「けど?」
「それってデートのお誘い?」
ぱーっと白い肌がバラ色に染まる。
「イヤならいいのよ、別に」
そんな風に上目遣いで睨んで見せたって、カワイイだけなんだけどな。
「ハイハイ、いくらでも付き合いますよ」
「ハイは一回!」
ちょっとむくれ気味の唇があまりにキュートで、触れたくなる。
「ハイハイ、じゃ、約束ね」
かるーく触れる”約束のキス”のつもりだったのに、重ねた唇が甘くて…思いがけず深く長くなってしまった。
条件反射で瞳を閉じるキミもカワイイ…
「こ、こんなところで何するのよ」
予想外の長いキスに大慌てのキミは唇を離したとたん真っ赤な顔で俺に背を向ける。
俺だって自分の行動にビックリだよ。
背中合わせの2人。
背中から伝わってくるキミのドキドキ。
俺のドキドキも伝わっているかな…?
「雪…」
触れあった指先をからめとるようにそっと握る。
応えてくれるように、キュッと握り返してくれる細い指。
しばらく背中合わせのままで心の交流。
突然、くるっと回ってキミは俺の真正面に立った。
恥ずかしそうに微笑んで
「本当に約束だからね」
と甘えた声。
ヤバイ…
それから、じーっと俺の口元を見て,もっともっと恥ずかしそうに、でもこぼれ落ちるような笑顔を見せた。
「付いてる…」
「何が?」と答える前に、すーっと伸びてくる、細い指先。
俺の唇をなぞるように動く薬指。
あ~、もうダメだ…
何かをぬぐった指先が離れる。
ダメ、逃がさない…
離れかけた腕を引き寄せる。
「古代くん?」
ちょっとビックリさせちゃったみたいだ。
俺を見上げた瞳は戸惑って揺れている。
でも、もう無理…
「雪…今から俺の部屋に…」
イヤだとは言わせない…
その想いを込めて、ギュッとキミを抱きよせた。
(まりこ-Kさまバージョン)
*****
「雪、口に何かついてるぞ」
「……な、何もつけてないよ」
(目標まで距離50センチ)
「いや、何かついてる。よく見せて」
「ついてないってば!」
(距離30センチ)
「じゃあ、何なんだ…パフェでも食べたのか?」
「そんなに、じっと見ないで」
(距離10センチ、5、4、3,2、1、)
「え?//////////え?あの~~~雪?」
「……パフェの味した?」
「わかんないから……もう一回……」
(ミエルさまバージョン)
++++++++++++++++++
「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」 劇場版の前売り券特典についていた
古代君と雪の色紙からの妄想です。
もとは『古代君の唇が赤い。雪がキスしたのではないだろうか?」というタレコミメール(笑)
そこから各自妄想が発展して、このような形になりました★
タレコミ・・・マユコさまからのメールに一同大興奮です。
楽しかったです~~。マユコさま。まりこ―Kさま、ミエルさま、どうもありがとうございました!
こちらに載せることも快諾してくださって嬉しいですv
2014 0521 hitomi higasino
「もういい?」
って古代君が目を開けかけたから
「待って。もうちょっと」
しげしげと見つめてると、古代君のまつ毛、長いんだ~~って感動したり。
「何をする気だい? もういいかな?」
とうす目をあける古代君の瞼に手を重ねて。
思い切って。
は、はずしたかしら;;; 古代君の上唇にリップがついちゃった。。。
(は、恥かしいっ!! 思い切って私からキスしたのに、古代君、リアクションなしなの???)
背中向けてむくれた振りしちゃうんだから!
「ちょ、何? 今の?」
(い、いまのはなんだったんだっ!!!!なんか、フワっと! 雪が近づいてきて鼻の下あたりに触れた? 気がしたんだが……)
このあと艦橋に戻り
「古代? おまえ昼飯何食った?」(島君にやにや)
「いつものA定食。今日はハンバーグだった……かな」
「ふ~~~~ん。それだけか?」
「?? アイスティーも飲んだ」
「本当にそれだけか?」
「何だよ? しつこいな」
太田も相原も笑いをかみ殺している中、南部だけが殺気立っていた。
「おまえ、鏡みてこい」
「はあ?」
(小声で)「森君とキスした?」
「なっ、(なんでお前が知ってる!!!)」
(わかりやすい人だなあ)……艦橋メンバーの心の声
「あら?どうしたの? 皆何がおかしいの?」
そこにいた全員が、一斉に雪の声に振りかえった。
(同じ色だー。やっぱり森さんだった)
(ひがしのバージョン)
*****
「忙しいのは知ってるけどさ、ちょっとぐらい時間作ってくれてもいいだろ」
「だからこうやって会ってるじゃない」
「頼まないと会ってくれないじゃないか」
「もう。いろいろ大変なの。わかってほし・・・」
「ちょっと、何したの?いま・・・」
「わかってほしいのはこっち。一緒にいるときくらいさあ」
(マユコさまバージョン)
******
「もうすぐ亜空間ゲートだね」
「やっとここまで帰ってきたわね、私たち…」
輝く宇宙を2人で見つめることのできる至福の時間。
「私ね、地球に帰ったらやってみたいことが沢山あるの」
ショッピングでしょ、映画でしょ…
あれもこれもと指折り数えるキミの笑顔がまぶしい。
「あ、今、くだらないって思ったでしょ」
「いや、そうは思わないけど」
「けど?」
「それってデートのお誘い?」
ぱーっと白い肌がバラ色に染まる。
「イヤならいいのよ、別に」
そんな風に上目遣いで睨んで見せたって、カワイイだけなんだけどな。
「ハイハイ、いくらでも付き合いますよ」
「ハイは一回!」
ちょっとむくれ気味の唇があまりにキュートで、触れたくなる。
「ハイハイ、じゃ、約束ね」
かるーく触れる”約束のキス”のつもりだったのに、重ねた唇が甘くて…思いがけず深く長くなってしまった。
条件反射で瞳を閉じるキミもカワイイ…
「こ、こんなところで何するのよ」
予想外の長いキスに大慌てのキミは唇を離したとたん真っ赤な顔で俺に背を向ける。
俺だって自分の行動にビックリだよ。
背中合わせの2人。
背中から伝わってくるキミのドキドキ。
俺のドキドキも伝わっているかな…?
「雪…」
触れあった指先をからめとるようにそっと握る。
応えてくれるように、キュッと握り返してくれる細い指。
しばらく背中合わせのままで心の交流。
突然、くるっと回ってキミは俺の真正面に立った。
恥ずかしそうに微笑んで
「本当に約束だからね」
と甘えた声。
ヤバイ…
それから、じーっと俺の口元を見て,もっともっと恥ずかしそうに、でもこぼれ落ちるような笑顔を見せた。
「付いてる…」
「何が?」と答える前に、すーっと伸びてくる、細い指先。
俺の唇をなぞるように動く薬指。
あ~、もうダメだ…
何かをぬぐった指先が離れる。
ダメ、逃がさない…
離れかけた腕を引き寄せる。
「古代くん?」
ちょっとビックリさせちゃったみたいだ。
俺を見上げた瞳は戸惑って揺れている。
でも、もう無理…
「雪…今から俺の部屋に…」
イヤだとは言わせない…
その想いを込めて、ギュッとキミを抱きよせた。
(まりこ-Kさまバージョン)
*****
「雪、口に何かついてるぞ」
「……な、何もつけてないよ」
(目標まで距離50センチ)
「いや、何かついてる。よく見せて」
「ついてないってば!」
(距離30センチ)
「じゃあ、何なんだ…パフェでも食べたのか?」
「そんなに、じっと見ないで」
(距離10センチ、5、4、3,2、1、)
「え?//////////え?あの~~~雪?」
「……パフェの味した?」
「わかんないから……もう一回……」
(ミエルさまバージョン)
++++++++++++++++++
「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」 劇場版の前売り券特典についていた
古代君と雪の色紙からの妄想です。
もとは『古代君の唇が赤い。雪がキスしたのではないだろうか?」というタレコミメール(笑)
そこから各自妄想が発展して、このような形になりました★
タレコミ・・・マユコさまからのメールに一同大興奮です。
楽しかったです~~。マユコさま。まりこ―Kさま、ミエルさま、どうもありがとうございました!
こちらに載せることも快諾してくださって嬉しいですv
2014 0521 hitomi higasino
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